音が出ない、フレーズが再生されない…。音声合成ソフトでは、このような不具合が発生することもあります。もし不具合に見舞われたら、適切に対処することが重要です。このページでは、音声合成ソフトの不具合や、不具合発生時に確認すべき点について解説します。
音声合成ソフトにおいて、特に気を付けておきたい不具合が音声の再生失敗です。音声ファイルの出力に失敗したり、そもそも音声自体出なかったりする場合、ハードウェアまたはソフトウェアに不具合が発生していると考えられます。ここではAITalkを例に、不具合の解決方法をご紹介します。
ハードウェアの場合、スピーカーや音声出力デバイスが正しく接続されているかチェックしてみましょう。正しく接続されていないと、音が出なくなってしまうことがあります。また、音量がミュートになっていないか、スピーカーがオフになっていないかも確認が必要です。ミュートになっている場合は解除し、スピーカーの電源がオフならオンに切り替えましょう。
ソフトウェアについては、運営のアップデートが提供されていないかチェックしましょう。アップデートすることで不具合が解消される可能性があります。Windowsのバージョンも確認しましょう。もしバージョンが古い場合、最新版へのアップデートをおすすめします。
参照元:AITalk公式サイト(https://www.ai-j.jp/faq/error/)
音声合成ソフトによっては、フレーズ再生に失敗する可能性もあります。例えばA.I.VOICEの場合、フレーズ編集画面で読み上げに失敗する不具合が確認されたことがあります。しかし、その後アップデートを提供しており、この不具合は解消されています。もしフレーズ再生に不具合がある時は、ソフトを最新版にアップデートしてみましょう。
参照元:A.I.VOICE公式サイト(https://aivoice.jp/news/579/)
参照元:A.I.VOICE公式サイト(https://aivoice.jp/news/582/)
音声合成ソフトの不具合は、スピーカーの接続・設定ミスやOSが古いなど、ユーザー側に起因するケースも少なくありません。一方、音声合成ソフト自体に問題があった場合、運営元が修正版を追加するケースもあります。修正版では、さまざまな不具合や問題が解消・改善されています。もし修正版がリリースされている時は、速やかにアップデートすることをおすすめします。
音声合成ソフトに不具合が発生した時は、HDD・SSDの空き容量もチェックしてみましょう。空き容量が少ないと、音声合成ソフトが正しくインストールされなかったり、動作に支障が生じたりする場合があります。不要なソフトやファイルを消去し、空き容量をしっかり確保しておきましょう。
また、音声合成ソフトを外付けHDD・SSDにインストールすると、動作が不安定になることもあります。できるだけ内部のHDDやSSDにインストールしましょう。
音声合成ソフトは入力した文字情報などを基に、電話の自動応対やe-learning教材、カーナビ、ゲームのキャラクターなど、さまざまな場面で「声」の役割を担ってくれるものです。
本サイトでは、数ある音声合成ソフトの中でも他社に負けない強みを持った3社を、その特徴ごとに紹介しています。
調整が簡単で質の高い
音声合成をしたい
芸能人の声を使った
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外国語をメインに
音声合成をしたい
【選定基準】Googleで「音声合成ソフト」と検索して出てきた、14社の中から、以下の条件に当てはまる企業を3社選出しました。(2022年2月調査時点)
・AITalk®
日本語話者が最多。ディープラーニングを用いた先端技術であるDNN音声合成を使った独自エンジン
・コエステーション
声優や芸能人などプロの声数が最多
・ReadSpeker
外国語の種類が豊富で、唯一外国語におけるイントネーション調整が可能。