ナビゲーション・PND

カーナビの音声は、音声合成ソフトを利用して、人間らしい、自然な音声データが採用されています。このページではカーナビの音声に、音声合成ソフトを採用している企業の事例をまとめて紹介しています。

ナビゲーション・PNDの音声合成ソフト事例

拡張機能型ポータブルナビの事例

株式会社ユピテルが提供している連携・拡張機能型ポータブルナビに、音声合成の株式会社エーアイの、機器組込み用音声合成エンジン「micro AItalk」（マイクロエーアイトーク）を採用しています。株式会社エーアイが提供している「micro AItalk」は、人間らしい自然な音声で、自由に音声合成をすることが可能です。また、話者も女性４人、男性１人、子供２人の計７名から選択ができます。

参照元：株式会社エーアイ公式HP（https://www.ai-j.jp/topics/1849/）

車載スマートプレイヤーの事例

音楽配信サービス大手のSpotifyは、アメリカ限定でリリースしている車載スマートプレイヤーのCar Thing に、HOYA株式会社MD部門が販売している、ReadSpeakerの音声合成（TTS, text-to-speech）を採用しています。加えて、「機器組込みに適した音声合成エンジン」と「クラウドベースのTTSソリューション」の両方が提供可能になり、組込みでもクラウドでも、幅広い自然な音声の提供が可能になります。

参照元：ReadSpeaker公式HP（https://readspeaker.jp/news/articles/casestudy_20210921-01_Spotify.html）

車内AIエージェント機器の事例

本田技研工業が提供している、人とクルマをつなぐインターフェースの「Hondaパーソナルアシスト」は、音声合成ソフトウェアReadSpeakerの日本語音声合成エンジン「TTS, text-to-speech」を採用しています。TTSの親しみやすい自然な音声を使い、Hondaパーソナルアシストは、ドライバーとの対話を通し、駐車場や充電ステーションの満空情報や施設情報などのさまざまな情報をリアルタイムに提供しています。

参照元：ReadSpeaker公式HP（https://readspeaker.jp/news/articles/casestudy20200929_honda.html）

ナビゲーション・PNDとは？

ナビゲーションとは、助手がドライバーに目的地までのルートや、道案内、速度などを指示し、スムーズに運転を進行させるためのサポートを行うことで、PNDとは、小型で持ち運びやすく、簡易的なカーナビゲーションの総称です。PNDの明確な定義はありませんが、一般的に４インチ以下の小型ディスプレーを搭載しているカーナビゲーションがPNDと呼ばれています。

本サイトではナビゲーションやPNDとしても利用可能な「音声合成ソフト」のおすすめを、ニーズ別に紹介しています。
自社開発の既存製品に組み込めるタイプであるかどうかなど、目的に合うソフトがあるか、ぜひ下記3選をご確認ください。