フリーウェア開発者のみちあき氏によって開発された音声合成ソフト棒読みちゃん。ここでは、棒読みちゃんの特徴や機能について紹介します。
パソコン上に表示されたテキストを取り込み、合成音声で読み上げるソフトです。アクエスト社の規則音声合成ライブラリ「AquesTalk」を利用して読み上げています。
棒読みちゃんは以下の文章の読み上げに対応しています。
棒読みちゃんは配信で使うユーザーが多い音声合成ソフトです。配信で使用する場合、コメント閲覧ソフトである「コメントビューアー」を使用して読み上げを行うのが一般的となっています。コメントビューアーを使用することで、以下のような配信サイトで棒読みちゃんを活用可能です。
棒読みちゃんには8種類の声質切り替え機能が標準搭載されています。機械的ではない、人間に近い自然な声質にすることも可能です。設定を変更することで、SAPI5、Speech Platformの音声合成エンジンも利用できます。
棒読みちゃんは対応プラグインが豊富にあることも大きな特徴です。以下のソフトに対応しています。
上記のプラグインを導入することで、棒読みちゃんがさらに使い勝手の良いものになります。必要に応じて導入を検討するとよいでしょう。
公式サイトに導入事例の記載はありませんでした。
棒読みちゃんはフリーウェアのため、手軽に導入できるのが魅力。声質の切り替え機能が標準搭載されており、好みの声質で読み上げられるのもポイントです。まずは無料のソフトから試してみたいという方に向いているソフトといえます。
自作のフリーウェアを自身のサイトで公開・配布している開発者。棒読みちゃんのほかにも、ライブチャット支援ツール「琵琶っぽいソフト」や画面キャプチャソフト「きゃぷましーん」を配布しています。
棒読みちゃんと連携させることで、さまざまな声質に切り替えられるプラグインです。棒読みちゃんはフリーウェアですが、このプラグインは有料となっています。
対応しているプラグインは次の通りです。
棒読みちゃんが受け取った文字列を置き換えるプラグインです。
Google Chromeの音声認識APIを利用し、音声入力された言語をテキストとして棒読みちゃんに送信するプラグインです。SSL対応サーバーへの設置が必要となります。
「Logicool Qcam® Orbit AF」の首振りをテンキーで制御するプラグイン。.NET Framework 3.5以上、OpenCV2.2の導入が必須です。
音声合成ソフトは入力した文字情報などを基に、電話の自動応対やe-learning教材、カーナビ、ゲームのキャラクターなど、さまざまな場面で「声」の役割を担ってくれるものです。
本サイトでは、数ある音声合成ソフトの中でも他社に負けない強みを持った3社を、その特徴ごとに紹介しています。
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