音声合成ソフトのなかには、外国語に対応しているものもあります。本記事では、インドの公用語の1つであるタミル語に対応している音声合成ソフトを紹介しているので、音声合成ソフトの導入を検討している方は参考にしてください。
AITalk Internationalは外国語対応ナレーション作成ソフトで、テキストを入力するだけでタミル語をはじめとする幅広い言語のナレーション音声を手軽に合成することができます。タミル語は女性音声のみ利用でき、公式HPでサンプル音声を確認することが可能。機能には音声ファイル保存機能をはじめ、話速度変換や音量調整機能、開始・終了ポーズ長設定機能、文の間隔長設定機能などがあり、使用する場所や用途に応じた合成音声を利用できます。
音読さんは、テキストボックスに入力した文章を音声に変換して読み上げてくれる音声読み上げソフトです。タミル語を含む80言語以上の外国語の読み上げに対応しており音声や速度、声の高さを自分好みにカスタマイズすることができます。作成した音声をMP3やWAVファイルでダウンロードすることも可能です。
複数の言語の音声を組み合わせて会話しているかのように読み上げる機能も搭載されており、さまざまな用途で使用できます。音読さんのサービスは5,000文字まで無料で商用利用も可能ですが、クレジット表記が必須となります。クレジット表記ができない音声教材や音声ガイダンスなどに使用する場合は、有料プランの契約が必要になるので注意しましょう。
タミル語対応の音声合成ソフトを利用するにあたって、まずは日本語をタミル語に翻訳する必要があります。タミル語に翻訳できる人材がいない場合は、タミル語の翻訳サービスを利用しましょう。翻訳サービスを利用する際は、自社の分野に対応した専門的な翻訳も可能か、ネイティブによるグラマーチェックが行われるかなど、品質体制がしっかりしているかも確認することをおすすめします。
タミル語は、インド亜大陸南部を中心に用いられているドラヴィダ語族に属する言語です。インドの公用語の1つで、インド国内だけでタミル語の話者人口は6,000万人を超えるとされています。インドのほかにはスリランカや南アフリカ、シンガポール、マレーシアにも1,000万人以上の話者がいるとのこと。タミル語は地域によって発音などに違いがあり、話し言葉と書き言葉にも違いがあるのが特徴。語順が日本語とほぼ同じなため、タミル語の文法は日本人でも比較的学びやすいと言えるでしょう。
さまざまなシーンで利用できる音声合成ソフトですが、自社に合ったソフトを導入するには、音声合成ソフトがそもそもどういったものなのか基礎知識を把握しておくことが重要です。音声合成ソフトのメリット・デメリットや音声合成の種類などを知ることで、音声合成ソフト選びに役立てられます。
当サイトでは、音声合成に関するさまざまな情報を紹介しているため、音声合成ソフトの基礎知識を知りたい方はぜひ参考にしてください。
音声合成ソフトは入力した文字情報などを基に、電話の自動応対やe-learning教材、カーナビ、ゲームのキャラクターなど、さまざまな場面で「声」の役割を担ってくれるものです。
本サイトでは、数ある音声合成ソフトの中でも他社に負けない強みを持った3社を、その特徴ごとに紹介しています。
調整が簡単で質の高い
音声合成をしたい
芸能人の声を使った
音声合成をしたい
外国語をメインに
音声合成をしたい
【選定基準】Googleで「音声合成ソフト」と検索して出てきた、14社の中から、以下の条件に当てはまる企業を3社選出しました。(2022年2月調査時点)
・AITalk®
日本語話者が最多。ディープラーニングを用いた先端技術であるDNN音声合成を使った独自エンジン
・コエステーション
声優や芸能人などプロの声数が最多
・ReadSpeker
外国語の種類が豊富で、唯一外国語におけるイントネーション調整が可能。