スマートフォンアプリケーション

スマートフォンアプリケーションの音声に、音声合成ソフトで作成した音声を採用しているスマートフォンアプリケーションが増えてきました。このページではスマートフォンアプリケーションの音声合成ソフトを活用している企業事例をまとめて紹介しています。

スマートフォンアプリケーションの音声合成ソフト事例

タクシー配車アプリの事例

株式会社ディー・エヌ・エーは、新規事業の「タクベル」タクシー配車アプリの音声に、株式会社エーアイが提供する「AITalk」を採用しています。同社では、タクシー乗務員に、利用者から配車依頼の情報をどのように伝えるか、運転しながら乗務員にわかりやすい言い回しを検証したものの、「毎回音声収録して実装することは難しい」という課題があったことから、その課題を解決するためにAITalkを採用しています。AITalkはテキストを入力するだけで、自由に自然な音声データを作成できることができ、さまざまなパターンを試しながら、音で聞いて伝わりやすい内容にブラッシュアップしていくことが容易になっています。

参照元:株式会社エーアイ公式HP(https://www.ai-j.jp/client/voice36/)

モーニングコールセンターの事例

モーニングセンター「有名人ボイス」を運営する合同会社ダブミリは、コエステ株式会社の音声合成システムの「コエステーション」を採用しています。有名ボイスは、自身が設定した時間を設定すると、登録している好きな有名人からモーニングコールがかかってきます。また、指定している地域の天気予報も読み上げるサービスです。

参照元:コエステーション公式HP(https://coestation.jp/business/case/)

スマホアプリとは

芸能人や声優、キャラクターなどの声も作成が可能な音声合成ソフトを採用することで、便利で面白い「話す」スマートフォンアプリの開発が可能になります。また、電子書籍、SNS、Webサイトなど、手軽に音声化することができ、ラジオ風アプリの開発も可能になります。そのほかに、アイドルやキャラクターがメールやメッセージなどテキスト文の読み上げをするアプリなどにも活用することができます

本サイトではスマートフォンアプリケーションの音声としても利用可能な「音声合成ソフト」のおすすめを、ニーズ別に紹介しています。
アプリの世界観にマッチする音声の種類があるかどうかなど、目的に合うソフトがあるか、ぜひ下記3選をご確認ください。

目的に合ったものはどれ?
ニーズ別音声合成ソフトのおすすめ3選

音声合成ソフトは入力した文字情報などを基に、電話の自動応対やe-learning教材、カーナビ、ゲームのキャラクターなど、さまざまな場面で「声」の役割を担ってくれるものです。
本サイトでは、数ある音声合成ソフトの中でも他社に負けない強みを持った3社を、その特徴ごとに紹介しています。

調整が簡単で質の高い
音声合成をしたい

AITalk®
(株式会社エーアイ)
特徴
先端ディープラーニングを導入した独自の技術で、
音質・肉質感の向上、多様な発話表現を実現。
利用シーン
日本語・英語・中国語をメインに、
品質重視のカーナビや館内放送、ニュース読み上げなど

芸能人の声を使った
音声合成をしたい

コエステーション
(コエステ株式会社)
特徴
9万以上の一般ユーザーだけでなく、
40以上に
のぼる有名人などの
豊富な「コエ」の数。
利用シーン
世界観やPR要素重視の
ゲームやYouTube動画など
(エンタメ系)

外国語をメインに
音声合成をしたい

ReadSpeaker
(HOYA株式会社)
特徴
中国語と区別して広東語も。
日本語、英語(アメリカ・イギリス)、韓国語をはじめ、
24言語に対応。
利用シーン
観光案内や美術館の音声ガイダンスと
いった、
外国籍の方の利用が多い場所など

【選定基準】Googleで「音声合成ソフト」と検索して出てきた、14社の中から、以下の条件に当てはまる企業を3社選出しました。(2022年2月調査時点)
・AITalk®
日本語話者が最多。ディープラーニングを用いた先端技術であるDNN音声合成を使った独自エンジン
・コエステーション
声優や芸能人などプロの声数が最多
・ReadSpeker
外国語の種類が豊富で、唯一外国語におけるイントネーション調整が可能。