ToSpeakは、TOSHIBAが提供している音声合成ミドルウェアです。テキストから人間の声のような音声を生成することができます。ここではToSpeakの特徴や導入事例、機能などを詳しく紹介します。
ToSpeakは、TOSHIBAが開発した音声合成ミドルウェアです。コンテンツ内部のテキストをToSpeakに伝えることで、音声として出力することができます。ゲームや自動車などの機器、サーバ側のソフトウェアやアプリケーションソフトなどに組み入れることもでき、自社の商品に「発話をする機能」を付加できる点が魅力です。
ToSpeakの特徴は、極めて自然な音質の声でナレーション音声を生成できます。合成音声特有の「こま切れ感」を抑えており、滑らかな発声が特徴的です。クラウドに繋ぐ必要はなく、機器側のみで任意のテキストから音声へ変換可能。スタンドアロンな状態で稼働を行います。
ポケトーク株式会社が開発・提供する「AI通訳機「ポケトーク®」に、ToSpeak Gx NEOが使用されています。他言語から日本語に変換した際に、滑らかな発声でコミュニケーションを促します。
KADOKAWAグループのデジタル戦略子会社として設立された電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」が、キャラクターと会話を楽しめるアプリケーションの内部にToSpeak Gx Neoを導入した事例です。抑揚をつけて音声を調整するカスタマイズも加え、自然な発話が再現できました。
ToSpeakは、機器側のローカル処理でテキストから音声を合成できるミドルウェアです。アプリや機器への組み込みが可能で、自社製品に音声を付加し、スタンドアロンで稼働させることができます。
東芝デジタルソリューションズ株式会社は大手の総合電機メーカー・TOSHIBAの社内カンパニーであり、TOSHIBAが培ってきたIoT、AI、ICT技術を駆使してものづくりを行っています。
ミドルレンジ(ARM CA9クラス)に対応したモデルです。
パソコンやスマートフォンなどのハイエンドに対応するモデルです。
音声合成ソフトは入力した文字情報などを基に、電話の自動応対やe-learning教材、カーナビ、ゲームのキャラクターなど、さまざまな場面で「声」の役割を担ってくれるものです。
本サイトでは、数ある音声合成ソフトの中でも他社に負けない強みを持った3社を、その特徴ごとに紹介しています。
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