音声合成ソフトのマラーティー語対応

本記事では、インドの公用語の1つであるマラーティー語に対応している音声合成ソフトを紹介します。どのような音声合成ソフトなのかをはじめ、翻訳に使えるサービスや音声合成ソフトの基礎知識などについてまとめているため、参考にしてください。

マラーティー語対応の音声合成ソフト例

AITalk International

AITalk Internationalは、60種類以上の言語に対応しているナレーション作成ソフトです。テキストを入力すれば外国語のナレーション音声を作成でき、外国人観光客が多く利用する音声ガイダンスに適しています。AITalk Internationalの合成音声は従来の波形接続合成方式のほかに、深層学習技術を活用したDNN音声合成方式を兼ね備えており、人間的で自然な音声を追求しているのが特徴。導入する前に期限付きの評価版で製品の操作感や音質を確認できます。

音読さん

音読さんはインストール不要で、5,000文字まで無料で利用できる音声読み上げソフトです。80言語以上の外国語の読み上げに対応しており、話者は650名以上。音声や速度、声の高さを自分好みにカスタマイズできるのも特徴で、音声ファイル（MP3・WAV）としてダウンロードすることも可能です。

音読さんはセキュリティ面も整っており、すべてのページがSSL/TLSで暗号化されているほか、読み上げたテキストや音声は強固なセキュリティシステムを備えたサーバーに保存されます。無料会員であれば1ヶ月で自動的にサーバーから削除され、有料会員の場合は手動でサーバーから完全に削除することが可能。そのため、セキュリティが心配な方でも安心して利用しやすいでしょう。

翻訳はGoogleでも可能

マラーティー語対応の音声合成ソフトを利用するにあたって、マラーティー語に翻訳する作業が必要です。Google社が提供している機械翻訳サービス「Google翻訳」なら、マラーティー語への翻訳にも対応しています。ただし、誤訳が発生する可能性がある点に注意が必要です。

マラーティー語について

マラーティー語はインド中西部に位置するマハーラーシュトラ州の公用語の1つで、インド＝ヨーロッパ語族のインド語派に属する言語です。マラーティー語の話者は約5,000万人。4つの方言に大別され、プネー（プナー）市の方言が標準語とされています。

音声合成ソフトの基礎知識をチェック

音声合成ソフトは電話の自動応対や電子機器内のアナウンス、館内放送、動画のナレーションなど、さまざまな場面で活用されています。外国語に対応している音声合成ソフトなら、外国人観光客の多い施設での案内ガイダンスや語学学習などにも活用でき、活躍の場がどんどん広がっています。

音声合成ソフトを検討するにあたって、まずは音声合成ソフトの基礎知識を押さえておきましょう。音声合成ソフトのメリットやデメリット、種類などについて把握することで、音声合成ソフトを選ぶ際の判断材料になります。

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